土留擁壁工及び仮桟橋工
(奈良県某所)

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道路橋下部工工事です。弊社で仮設構造物(工事用桟橋工、土留め擁壁工等)を設計。(むろん下請け)かなりの急傾斜地で、地盤は岩盤。桟橋杭の根入れは岩盤に2m程度(怖い)。土留めはアースアンカー工法で、RC巻き立てを施し、永久残置となります。

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画像 全体風景 施工箇所は、こんな感じです。(桟橋の上から撮りました。)
非常に急傾斜なところで、桟橋なんかは、とても怖いです。高いところでは、桟橋の高さが20mぐらいありました。
画像 資材置き場 写真では分かりにくいですが、資材置場の受桁が、かなり張り出しています。設計ではこの部分は考慮していなかったハズですが、この辺が現場と設計の違いですかね?図面を描いていて「資材を置くスペースが無いなぁ」と思ってはいたのですが・・・・
画像 下部工 橋脚はこんな感じになります。かなりハイピアです。基礎は深礎杭です。
画像 仮桟橋工全体(側面) 上に載っているのは、たぶん25tラフターです。
画像 仮桟橋工全体(側面) 隣の桟橋から撮影。方杖の取付状況がよく分かると思います。
画像 各部材取付部 支持杭・ツナギ・ブレスの取付状況
画像 各部材取付部 裏側。なかなか一般人はこのアングルで見ることは出来ません。
画像 各部材取付部 支持杭の継手とネコ材を用いたブレスの取付状況。
通常、H形鋼の歯の部分にブレス等を取り付ける場合、溶接長が取れないので、この様に短い等辺山形鋼を支持杭に取り付けて、溶接長を補います。
画像 方杖取付部 通常は桟橋にこの様な方杖は取り付けないのですが、既設の擁壁に荷重をかけたくないとのことで、補助的に付けています。偏心荷重を避けるために、方杖の先はなるべく支持杭の根本に取り付けています。
画像 土留擁壁 1段目のアンカーです。土留めの平面形状は、8角形を開いたような形をしています。
画像 土留擁壁 コーナー部を上から
画像 アンカー頭部 アンカーヘッドです。アンカーの工法はKTBと思います。ブラケットがちょっと設計と違うような?
画像 アンカー頭部 アンカーヘッド正面です。間違いの無いように、ヘッドキャップに設計ケースが書いてありました。
画像 アンカー台座 側面です。台座の形状がよく分かります。
画像 アンカー頭部 支圧板が分厚いですね。
画像 完成時下部工 完成した橋脚と、少し分かりづらいですが、土留め擁壁工です。アンカー台座の出っ張り部分がイマイチです。

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